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分納処理 編

受注データ、発注データのうち、一部のみ売上または仕入を行う「分納処理」ができます。その場合の残分も、再度売上計上入力または仕入計上入力に引当できます。

※出荷管理オプション採用時は、受注~出荷時、発注~入荷時の分納処理も可能です。

完納・分納

在庫が受注数を満たし、受注数と同数を売上(出荷)することを、「完納」と言います。

▼ 在庫が受注数を満たしておらず、先に在庫がある分だけ売上(出荷)し、
  残りの受注分を後から分けて売上(出荷)することを、「分納」と言います

分納時の入力の流れ

(例)消しゴムを100個受注し、60個を先に売上(分納)、残り40個を後日売上する場合。

1 受注計上入力を行います。(受注数=100)

2 売上計上入力に受注データを引当てます。(受注NO=00000204)

※引当時点では全数を引当てるため、
完了区分は「1:完了」となります。

3 売上数を打ち替えて登録します。(100→60個)

※この時、完了区分は自動で「0:未完」に
変わります。

4 残り40個分を売上する際は、同じ受注NOを再度引当てて登録します。

分納時の完了区分設定

▼ 完了区分の初期値はご導入時のヒアリング内容を元に、弊社にて設定致します。上図の例は、売上数を受注残数に満たない数に打ち替えた場合に、完了区分が自動で「0:未完」に変わる設定の場合です。売上数を打ち替えても完了区分が「1:完了」のまま変わらず、必要に応じて手動で「0:未完」に打ち替えたいという場合は、システム設定で変更が必要です。※システムご導入時の弊社設定項目になります。貴社での変更はできません。

受注数に満たない出荷での完了

▼売上数が受注数を満たさないが、今回取引として完了とする場合は、数量変更後に完了区分「1:完了」とすれば、対象の明細は完了扱いとなります。